足るを知る
幸せも幸せすぎては、不幸せ。
ほどほどの幸せほどの幸せはなし。
ありあまりては老いは早し、
足るを知れば命永し。
喜劇ヴェニスの商人の中での一節なのですが、
個人的にキリスト教から仏教、
神道まで通づる考え方だと思っていて、
宗教の境目を感じさせないところや
感謝の気持ちを思い出させてくれるところが、好きです。
でもこの一節を読んで
『これは良い言葉だな』
って思うくらい簡単に、
自分でこの言葉を体現することができたら
どんなに素晴らしい人間だろうと思うけど、
それがなかなか難しい。
この言葉を体現できているということは、
自然と感謝の気持ちも湧き出てくるし、
謙虚な姿勢にもなれるはず。
まだまだ未熟者なので程遠いけど、
身近な小さなものに幸せを感じつつ生きたい。