2018-07-03 夏が来る 毎朝自転車で太陽の下を飛ぶ。 車のいない広い道路と空き地と空に、 先にあるとてつもなく広々とした夏を感じる。 今年の夏は故郷の海に思い切り潜るつもり。 故郷の濃い潮と戯れるのはいつぶりか。 まだ魚だった頃の自分の中の祖先の血が騒ぐ。 あとどのくらい夏を思い切り走れるか 分からないけれど、 いつまでもいつまでも子どもでいたい。 子どもの部分を大切に持ち続けたい。 夏と一緒に駆けられる自分でいたい。