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LADYISM

書く練習

不安定を求めて歩く

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ヒールのある靴を履くと身体の内側がまっすぐ整う気がする。

その状態をキープしたまま、頭を上下させずに平行移動で歩く。階段を下る時も頭を上下させない。これはなかなかキツい。

キツいが、ガラスに映ったスッと歩く自分の姿を見るのは悪いものではない。

キツいことを我慢して良かった、とすら思える。

 

これは履物だけの話ではなく、日常生活全般に言えることで、あえて時々不安定な状態に自分を置くのも必要なのかもしれない。

(ただし、夢を描けない苦痛な場所で自ら不安定になる必要はない。例えば私であれば、ヒールを履いて美しく歩きたいので多少の不安定さは耐えられるものだから。無理をするという意味ではない。)

 

スニーカーを履いて地面をしっかり感じて歩くのも確かに素晴らしいが、針金の上をヤジロベエみたいにバランスを取りながら歩くのも精神が「キッ」っとなって気持ちがいい。

 

そうして思いがけず、心の大切なところに〈筋力〉がついたりすれば、儲けものです。