むすんでひらいて
人生とは、ほとんどの人にとっては
幼い頃には丸裸なのに、
徐々にプライドで塗り固めて、
死に向かうにつれて生まれた時のように、
そのプライドを取り除いていく作業なんだな。
その時にやっと人に感謝できたり、
生かされていることを実感する。
外部からの衝撃(批判だったり、周囲と自分との差に気付いたり)で
自分の信じていたことが
一気に壊された時がまずい。
無防備な状態に慣れていないので、
その状況にある自分を受け入れられない。
その、プライドで塗り固めて、
また取り除く作業はとても無駄に思えるけど、
もしかするとそれが人生の学びなのかもしれないね。